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今回は、アドラー心理学の「課題の分離」というものについて触れていこうと思います。
アドラー心理学、これは「嫌われる勇気」によって急速に知られわたりました。
僕も数か月前に嫌われる勇気、読みましたがとても良本です。
早速、課題の分離の身近な例を確認していきましょう。
そもそも課題の分離って何?
課題の分離という言葉、知っている人と知らない人で分かれると思うので、知らない人向けに紹介します。
「人間関係の悩みは全て対人関係の悩みである」
これは心理学者のアドラーが言った有名な言葉です。
ようするに、自分の課題は自分、相手の課題は相手と課題をわけることですね。
そして、「他人の課題に踏み込まない」「自分の課題に他人を踏み込ませない」ということです。
冷たいように思えてしまいますが、これをすることにより対人関係の衝突が和らぎます。
課題の分離の例
課題の分離についてはある程度理解できたと思ったので、次に課題の分離の例について紹介します。
課題の分離の例について知りたい人は、ご覧ください。
宿題をなかなかしてくれない子供の例
よく、宿題をなかなかしてくれない子供は世の中たくさんいると思います。
そのとき、たいてい親の人は子供に「宿題をしなさい!」と強要したりすると思います。
ただ、これはあくまで子供の課題であり、親の課題ではありません。
親の課題ではないので、宿題を強制するようなことは極力いわない。
これだと冷たい、なんていう意見もあると思いますが、適度は助けは出していいでしょう。
自分の考え方を押し付けない、これがとても大事なことです。
職場での例
職場での例だとすると、主に上司の人がなかなか評価してくれない、こんなことはあると思います。
ただ、自分を評価するのは上司で、それは上司の課題です。
評価してくれないからと挫折せず、上司の人にどうすれば評価が上がるかを聞くのが大事でしょう。
上司はなにをもとに評価をするのか、このようなことを知ることが自分の課題です。
学校での例
学校は何人も人がいるので、もちろん性格が悪い人、性格がいい人、普通な人は必ずいます。
これは働きアリの法則というものにより証明されています。
性格が悪い人というのは、嫌なことをしてきたり態度が悪かったりします。
しかし、人のことを変えることは不可能です。
性格が悪いのは相手の課題、自分の課題は関わらないようにするための工夫、そしてうまく対応するための工夫を考えることです。
最後に
今回は、課題の分離の例などについて紹介していきました!
課題の分離はアドラー心理学の1つですが、とても大事なことです。
自分の課題はなんなのか、相手の課題はなんなのか、まずはこれを判断することが重要です。
課題の分離を日常生活に取り入れることで、見えるものが出てくると思います!